いまから独立して起業しようという意欲にあふれた、起業家の卵を集めて、
あなたが、これから、セミナーを企画して、集客をしていこうとするとします。
さて。まず、あなたは、自分が、これから独立起業しようとする起業家の卵になって、
起業家の卵である自分にとって、どのようなセミナーを欲するか・・・どういったテーマの
セミナーであれば、是非参加して勉強したい、と思うか・・・について、
あれこれと考えています。
実際のところ、独立起業のノウハウを教える、と銘打って集客を図ろうとしているセミナー
なんて、履いて捨てるほどあります。特に、昨今は、各地の商工会が、独立起業、
ということを奨励していて、商工会単位で、無料の独立起業セミナーを、しかも、
シリーズで開講している、というような例が、沢山あります。
あなたは、有料で、独立開業セミナーを開いて、集客していこうと考えているわけです。
で、あるならば、それ相当の特色を出していかないと、無料のセミナーが沢山ある中で、
なかなか勝負になりません。
と、なれば、セミナーの後の個別コンサル、というところで特色を出していこうか、
と、あなたは考えます。それもひとつの方法でしょう。個別コンサルを売り物にするので
あれば、セミナーの他に、別途の料金設定が出来るかもしれません。その中から、
長期に渡ってあなたのコンサルを利用しようと考える顧客が顕れるかもしれません。
そうなれば、あなたのセミナービジネスは、奥行きをもったものになるでしょう。
独立起業を考えた場合に、セミナービジネスは有効か?
・・・と、考えた場合に、セミナービジネスが有効かどうかは、独立起業を考えている、
あるいは、独立起業をしたその、当の起業家と、セミナービジネスとの親和性が高いか
低いかによる、と、いったような、どうも、木で鼻を括ったような返答にならざるを得ません。
だって、独立起業する当の起業家に、セミナービジネスが出来なければ、
セミナーが有効かどうか、なんてこと、論ずる利益がありませんものね。
しかし・・・セミナービジネス自体は、誰でも出来ます。少なくとも、私はそう思っています。
自身がセミナー講師にならなくっても、講師は雇えばいいんです。
で、規格や集客をしっかりとやっていけばいいわけです。
自分は集客が苦手で、セミナー講師としてなら、OK,であれば、集客の方を外注すればいいんです。
どちらも自分の手でやれれば、それに越したことはありませんけれどね・・・。
例えば、あなたがfxに詳しくって、fxスプレッドについてのセミナー開催をメインに、
独立起業していこう、となれば、資産運用の他のテーマの講師を探して、ジョイントセミナーを開く、ということで、バリエーションが確保できます。
集客についても、相乗効果が期待出来るわけです。
もっとも、あなたのセミナーのメインテーマに、全くニーズがないのであれば、
セミナーで独立起業、ということを考えることもないでしょうから、
あなたのセミナーのテーマで、充分に集客が出来る、ということが、
基本になるわけですけれどね。
独立起業と聞くと、なにか自分にとても高度なスキルがなければ、と思われたりします。また、セミナーを開くくらいなら、よほど人を感心させるくらいの、知識・話術がなければいけないという先入観もあるかもしれません。
でも、考えてみてください。
あなたが独立起業することを考えた場合、セミナーにお金を払うのは誰でしょうか。
しばしば、独立起業を果たしている人が、一歩リードしている感があり、先輩のようなイメージを持ったりしてしまう場合があります。
でも、本当の主役は誰でしょうか。
そのセミナーで一番注目されるべき人は、独立起業を先に果たしているセミナー主催者でしょうか。それともお客様である受講者の方々でしょうか。
もうお分かりですね。
セミナーを開いている側は、何のためにそのセミナーをやっているのでしょうか?自分の独立起業を自慢するためでしょうか。独立起業はすばらしいと言って回るためでしょうか。
そうではなくて、受講者が何かをつかんでもらえること、何かができるようになってもらえること、ですよね。
人が絶対に忘れない人の名前は誰でしょうか。
そうです、自分の名前は何があっても忘れません。
セミナーの中で、独立起業した人に、あこがれるかもしれません。独立起業を果たした人を尊敬するかも知れません。
でも、セミナー主催者が、独立起業を果たしているからと言って、同じ視線で見ていたら、そのセミナーは、どんな評価を受けるでしょうか?
「最近、あのコーチって、常に上から目線なんですけど」
という話、よく聞きます。
「今度のセミナーに、20名参加してくれたら、10万円の利益があり、これが定例化すれば独立起業も夢じゃない」
そんなことを考えることも、独立起業を目指しているのなら、当然ですね。
でも、キャッシュポイントというのは、ひとつだけではありません。
セミナー1回で何を求めるか、ということを考え直してみましょう。
そのセミナーは、独立起業の途上で、どんなポジションにあるものでしょうか。
最終的に利益を取るセミナーですか?
それとももっと他にも売るものがありますか?
セミナーだけが、独立起業の最終的な目標ではない場合も、しばしばあるということも覚えておいてください。
セミナーには、独立起業仲間も来ていて、チラシを置いているとか、そういうこともありますが、主催者にとってセミナーとは、終わったときにモチベーションが上がっている、本当にうまくすれば、陶酔状態を作り出している場合もあるわけです。
つまり、その状態は、別のオファーを受け入れやすくなっているということですね。この瞬間は、とても貴重ですから、このときに別のオファーをするのは、とても優れた作戦と言えるでしょう。
「セミナーにお金を使ってきてくれたのに、また売り込みをかけるなんてできない」
そういう気持ちになるかもしれません。でもそれが本当に役に立つものであれば、受講者の方々にとっても、いい提案になるのです。
そこで逡巡する必要はないでしょう。
セミナー終了後に、よく別のセミナーやコーチングの申込書が回ってきたことはないですか?
独立起業しました。セミナーを開きました。
他のセミナーに習って、自分も終了後に懇親会を開きました。
近隣の居酒屋、3,500円飲み放題。
受講者同士飲ませておいて、適当に盛り上がっていれば、それでいいと思っている人が大半ですが、見る人は結構見ています。
受講者にしても、あまり高いところは財布の事情もあるでしょうから、セミナー受講費を払って、その上懇親会費というのも、つらいときがあるでしょう。受講者の中にも、独立起業修行中の人もいるかも知れず、出費は抑えたいかも知れません。
でも、独立起業して、セミナーで食べていこうとしている人が、
「センスないなあ」
と、思われることって、かなりダメージは大きいです。
あまり安いところも考えものです。居酒屋が悪いのではなくて、それなりに選んだというところは見せて行った方がいいですね。
それから、セミナー中はきちんとした講師でしたが、お酒が入った途端に上から目線になったり、声が大きくなったり、動きに品がなくなったりという、独立起業者はたくさんいます。
このギャップは、しばしば信用失墜につながりますので、独立起業志望者は注意しましょう。
通常の場合、懇親会は割り勘ですね。独立起業して、セミナーを開いて、ちょっと景気良さそうに見えても、主催者側が、懇親会の費用まで持つというのはほとんどありません。
だからといって、懇親会になってしまえば対等というのは、ありえないのです。
この部分を勘違いしないように、独立起業志望者は、忘れないようにしましょう。
受講者は、どこまでいっても、お客様です。
「独立起業を志し、セミナーを開きたい。でもセミナー運営は未経験だし…」
こんな悩みを聞くことがあります。
とても大まかに答えを言えば、とりあえずやってみること。
実際にセミナーをやってみる以上の学びはないでしょう。
そうは言っても、独立起業を目指すのなら、ある程度のセミナー運営ノウハウは身につけておきたいものです。
第一に必要なことは、やはり時間配分。終了の時間はなんとしても守らなければなりません。独立起業するのなら、時間管理も重要な項目のひとつ。
自分の作業時間でもセミナーの時間でも、独立起業をするなら、とにかく時間には厳しくなる必要があります。
そしてお金にも厳しくなることが、独立起業をこころざすのなら当然。
セミナー受講費などは必ず遅滞なく払ってもらいましょう。
全体の運営として、根本的に気をつけることは、方向性として、このセミナーを通じて、受講者にはどうなって欲しいか、このセミナーが終わった段階で、彼らに得てもらうものは何か、これを考える事が、独立起業を目指すセミナー運営の基本です。
セミナーを基本に据えた、独立起業を考えている人なら、ノウハウはかなりあるでしょう。
ということは、話したいこともいっぱいあるはず。
でも、自分が何を話したいかではなく、セミナー受講者が何を得たいか、そこを最優先で考えるべきでしょう。
よくあるのが、話すネタがなくなったから、次のセミナーが開けない、という独立起業志望予備軍。そうではなくて、セミナー受講者が何を聞きたいかを考えれば、セミナーの運営はもとより、次のセミナーのアイデアも、湧いてくるでしょう。
「独立起業したい、それにはまず小さなセミナーから始めよう、でもどうすれば人が来てくれるのだろう?」
誰でも最初に突き当たる壁です。
それはセミナーという形のないものでも、商品という形あるものでも、独立起業しようとする人も、そうでない人も、同じなのですが、お客様あってのセミナーであり商品であり、商売であるわけですね。
ですから、独立起業セミナーでも何でも、一番大切なのはセミナー集客の部分です。
なにしろお客様が来なかったら、何も始まりません。
たとえ、たくさん集まらなかったにしても、ムリやりにでもセミナーを行ってしまえば、そこで学習できます。次にもつながります。
でも、まったくお客様が来ない状況というのは、何が何でも避けなければなりません。
それは、何よりも独立起業のモチベーション低下につながります。
セミナー集客にも、方法はたくさんあって、もちろんインターネット上のホームページやブログを使うという方法もあります。またPPC広告(ペイ・パー・クリック広告)を出すという方法もあります。
現代はネット時代、しかもネット上の媒体は、従来の方法に比べれば、とても安価に活用できるようになりました。例えばPPC広告でも、1回クリックがあれば、数十円の支払いが発生するというだけで、セミナー広告が表示されるだけでは、いっさいお金がかかりません。
ブログも無料で始められますし、ホームページもレンタルサーバーが、安いものでは月に100円程度。
まずはこれらの媒体を使うことを考え、口コミや紹介などを組み合わせて考えればいいでしょう。
私自身、さまざまなセミナーに出てきました。
もちろん独立起業セミナーもあります。独立起業を目指す人に、アイデアの発掘を手助けするようなセミナーもあれば、独立起業するためのメンタルな部分を鍛えるセミナーもありました。
自己啓発セミナーっぽいセミナーにも、たくさん行った事があります。
スピリチュアルなセミナーもあり、NLPなどの心理学を応用したようなものもありました。
とても役に立ったもセミナーもあれば、まったく役に立たなかったものもあります。
手頃な値段のセミナーだと思って行ってみれば、結局その次の商品の売り込みでしかなかったりというのもありました。
独立起業するのに、どれがいいセミナーで、どれが悪いセミナーかを考えるよりも、それが自分にどれだけ役立つかどうか、役立ったかどうか、もっと言えばどれだけ独立起業のために、そのセミナーから持って帰るかを考える方がいいのではないでしょうか。
独立起業に限らず、どんなセミナーに行っても、セミナー自体を批判する人はたくさんいます。
私が思うのは、そういう人たちは損していると思うんですね。
これは、独立起業セミナーだけに言えることではなくて、どうしようもないセミナーって中にはあります。それを反面教師にするのか、他山の石とするのか、それを考えるべきだと思うんですね。
セミナー自体が良い悪いではなくて、それを聞く自分がどれだけ成長できるか、ここが受講者としての肝になるので、独立起業を目指すのであれば、最低限ここは理解しておきましょう。
費用対効果の計算も独立起業をするのなら必ず必要です。独立起業をするときに、一番考えるのはもちろんお金のことですね。
セミナーを開いて、利益が20万を見込んでいるとしましょう。その20万のためにどれだけのお金を捨てられるかというのが、独立起業のノウハウになります。
ただ、セミナーを開くにしても、まったく投資をせずに利益がうまれるということはありえません。投資回収率、リターン・オン・インベストメント(ROI)が最大になるように考えるのが独立起業をするときの心構えです。
ただ、投資がゼロだと、ROIは無限大になります。無限大をめざすということは、すなわち不可能を目指していると言う事も忘れないようにしましょう。
要は、どれだけ効率よく損をできるかを考えるのが、独立起業の第一歩です。
セミナー集客への効率的な投資があってこそ、セミナーの利益を最大化できるということです。
1日に、魚を10匹、手で捕まえられる人が2人いました。1人は倍の時間を使って20匹捕まえようとしました。もう1人は1日休んで釣竿を作りました。
結果は、どちらが魚をたくさん捕まえられるでしょう。
セミナーを開いて、5人しか集まらないセミナーを、月に1回やっていれば、独立起業できる日は遠いですよね。セミナー集客のノウハウを習い、50人集められるようになると、独立起業もぐっと近づいてくるでしょう。
独立起業を考えるとき、セミナーをするにしても何にしても、時間を金で買うという姿勢は、避けては通れない道です。独立起業した先人たちは、本当にたくさんの投資をしています。
セミナーを開く事自体は、とても簡単です。
独立起業して、会社名がなければないと受け付けてくれないとか、お客様が来ないということではなく、言ってみれば、誰でも開くことができます。
セミナー会場を借りるにしても、探せば安いところもあります。直前でも空いているセミナー会場もたくさんあります。しかもネットでまずまず便利に探せるようになりましたから、独立起業のためにセミナーを少しずつやっていこうという人には、とてもやりやすい時代になってきたと言えるでしょう。
ただし、セミナーを開くということと、たくさんの参加者があるということは別の問題です。独立起業してコンサルタントになりたい、コーチになりたい、と思っていても、最も必要なものはお客様ですよね。
セミナー集客は、誰もが避けては通れない問題です。
それは独立起業を志す人も、独立起業を果たした後でも、同じことです。
またセミナーでしゃべるスキルと、セミナーを運営するスキル、セミナー集客をするスキル、それぞれが、すべて別物であるという意識も必要です。独立起業するとなると、多くの場合、いろんなことをひとりでこなさなくてはいけません。
でも、独立起業した当初も、独立起業前も、ひとりの時間は限られていますから,時間はお金で買うしかありません。
セミナー集客がうまくいくようになるまで、1年かかっていたのが、専門家にノウハウを伝授してもらうだけで、半年に縮まれば、半年分の利益を前倒しにできるわけです。